初心者がするべきトレーニング
こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。
最近食事のことを多く書いていたので今日は久しぶりにトレーニングのことを書いていきたいと思います。
今回は僕が思う初心者がするべきトレーニングについて書いていきます。
トレーニング経験が無く、運動もほとんどしたことがない人は、まずは多関節運動で重りをどんどん扱っていきましょう!
多関節運動とは、スクワットやベンチプレスといった、2つ以上の関節を使う運動のことです。
何故多関節運動で重量を扱うことをすすめるのか?
トレーニングを始めて最初のうちって、どこの筋肉を使ってるとかあんまりわからなくないですか?
それはなぜかと言うと、神経の伝達がまだ弱いからなのです。
神経の伝達が上手になってくると筋肉を自在に動かすことができるようになります。
胸の筋肉をピクピクさせるやつ(筋肉ルーレット)あるじゃないですか、あれは大胸筋への神経の伝達が上手になればできます。
ではどうすれば神経の伝達が上手くなるのか?
それは筋肉量が増える事、力の出し方を覚える事だと僕は考えます。
どうすれば力を出せるか?
重たい物を持ち上げたりする時って自然と力を使いますよね?
まさにそれなんです。
例えば2㎏のダンベルを持ってスクワットするのと、30㎏のバーベルを担いでスクワットするのとではどちらが力を使うかは一目瞭然ですよね。
より重たい重りを扱うことで、そのエクササイズの対象筋(使いたい筋肉)は自然と力を発揮します。
そうすることで筋肥大して筋肉の動きを意識しやすくなります。
重りが軽すぎると他の筋肉を使ってあげてしまうことがあるので結果として対象筋に強い負荷をかけることができなくなります。
負荷がかからないと筋肉は成長しません。
フィットネスクラブとかでやたら前腕だけ発達している人とかをよく見かけますが、おそらく腕の力を優位に使ってトレーニングしてしまっているんだと思います。
最初のうちは効かせるとかを考えるよりもとにかくケガしない範囲で重量を扱っていったほうがいいと思います。
そうしていくうちに神経の伝達が上手になっていき、軽い重量でも対象筋に強い負荷をかけることができるようになります。
僕も最近は効かせるトレーニングばかりしていたのですが、先日初心に戻って多少雑になることを前提に重量をしっかり扱って腕トレしたところ、いつもよりパンプアップしました。
やはり重量を扱うということが大前提なんだなと改めて痛感しました。
もちろん、雑過ぎるフォームでトレーニングをするとケガの原因になるのでそこは丁寧に指導させていただきますが、しんどいことを恐れずにどんどん重りを挙げていきましょう!
重量+効かせる
というメニューの組み方も個人的にはかなりオススメなので、それはまた今度書いていきますね!
それでは今週も重りを挙げていきましょう!
藤中
パーソナルトレーニングジムBUKATSU
兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F