減塩は必要?

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

 

先日、しじみの味噌汁を初めて自分で作りましたが、貝のエキスは凄いですね、飲んだ翌日にもの凄く染みわたります。

これからの味噌汁のレギュラーメンバーになりそうです。

 

さて、今回は塩分について書いていきたいと思います。

 

塩分と聞けば、糖質と同様に悪者扱いされがちですよね。

なにかあったら塩分控えましょうという結論に達しますが、塩分も身体にとって必要不可欠なものなのはご存知でしょうか?

血液や消化液中の塩は、消化を助けたり、細胞を守ったり、身体の状態を整える役割があります。

少なすぎたり多すぎたりするとミネラルバランスが崩れ、身体に不調をきたします。

 

ではどういった塩分の摂り方をすればいいのでしょうか。

 

スーパーなどで安く売られている塩のほとんどは精製塩と呼ばれるもので、塩化ナトリウムを純粋化したものになります。

純粋な塩化ナトリウムばかりを摂取していると、体内はナトリウム過剰になりカリウム不足を助長します。

つまり、体内のミネラルバランスが崩れてしまうのです。

 

その結果、よく言わている高血圧などの症状が引き起こされてしまいます。

 

逆に、海水を乾燥させただけの天然塩は塩化ナトリウムの濃度が90%程度のものが多く、また海塩にはにがりが含まれています。

にがりの主成分はマグネシウムというミネラルです。

マグネシウム以外にも70種類以上のミネラルが豊富に含まれているといいます。

 

精製塩を使っていると、ミネラルを摂取することができません。

逆に天然塩であればミネラルバランスを崩しにくいので無理に減塩をする必要はありません。

精製塩であっても過剰な減塩はナトリウムが不足しカリウム過剰を引き起こしますのであまりよくないです。

 

減塩の商品をよく目にしますが、減塩商品は大抵添加物がたくさん含まれているので使う必要はないでしょう。

 

結論、他の調味料もそうなのですが、なるべく自然に作られている物を摂取するようにすれば身体にとってプラスとなるでしょう。

化学的なものは極力身体に入れない。

健康もそうなのですが、そういった食事を心がけていると変に太ることもなくなります。

 

塩=悪

減塩しよう!

 

と言われがちですが、無駄な塩分は摂取を控え、ミネラルバランスが崩れないように必要分はしっかり摂取していきましょう!

 

藤中

パーソナルトレーニングジムBUKATSU

兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F