肩こりの原因となる筋肉とエクササイズ、ストレッチ④

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

 

今回も肩こりの原因になる筋肉とエクササイズ、ストレッチの第四弾です。

第五弾で完結予定ですのでもうしばらくお付き合いください。

 

今回見ていく筋肉は

 

前鋸筋

 

です。

 

肋骨の外側から肩甲骨の前面（背中から見て裏側）についている筋肉で、主に肩甲骨を前に押し出す働き（肩甲骨外転）があります。

肩甲骨の外転により、腕を前に押し出す動きの補助にもなるため、ボクサーは特に前鋸筋が発達している傾向にあり、「ボクサー筋」と呼ばれることもしばしばあります。

 

前鋸筋の動きを自分で意識するのはなかなか難しく、特に筋量の少ない人は意識して動かすのは非常に困難でしょう。

 

前鋸筋もまた菱形筋と同じく、凝り固まりというよりは動きが悪い時に様々な弊害が生まれることの方が多いです。

 

ですので今回は、上手に前鋸筋を使えるようにするエクササイズを紹介していきますね。

 

まず一つ目です。

 

1.よつんばいになり、片手を身体より外側、肩より少し前につき、そこに体重をかけるようにします。反対の手は地面についてる方の肋骨らへんに当てておきましょう。

 

2.地面についた手で地面を斜め上に押すようにしながら身体をお尻の方にすぼめていきます。この時足の力を使わないように気をつけましょう。

 

左右15回を2セットほど行いましょう。

 

次に紹介するのは腕立て伏せですが、このやり方ではより前鋸筋を使えるようになっています。

 

1.腕立て伏せの姿勢をとる。

 

2.少し斜め前ぐらいのイメージで身体を倒していく。

 

3.お尻側に身体を上げるように地面を押し、最後は身体を大きく丸めるように押し切る。

 

10回～15回、2～3セットです。

強度的に難しい人は膝をついて行うと良いでしょう。

 

あまり親近感の沸かない前鋸筋ですが、肩こり以外にもトレーニングにおける肩痛などにも重要な役割を果たすので、意識してトレーニングしてみてくださいね。

 

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藤中

パーソナルトレーニングジムBUKATSU
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