減塩は必要？

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

 

今回は塩について書いていこうと思います。

 

昨今、減塩ブームというか、いろんな商品の減塩バージョンが売っていたり、そもそも塩分は身体に悪いから控えましょうという風潮が強いですよね。

 

ですが、果たしてそれは本当なのでしょうか？

 

結論から申し上げますと、減塩は必要ありません！

 

なんなら減塩系の商品はむしろ身体に悪いので控えた方が良いです。

 

塩にも様々な種類があるので、良い塩と悪い塩についてここでしっかり覚えておきましょう。

 

まず、良い塩というのは、自然塩と言われるもので、海水塩、湖塩、岩塩などが挙げられます。

これらはどれもミネラルが豊富に含まれているので多少多めに摂ったところで身体に悪影響はありません。

 

では悪い塩とはなんでしょう。

よく見る赤い蓋の食卓塩、あれは精製塩と言われるもので、自然塩からナトリウム以外のミネラルを削ぎ落した、純度100％に近い塩化ナトリウムです。

 

この精製塩を多く摂りすぎてしまうと、体内の塩化ナトリウム濃度が上がり、高ナトリウム血症になってしまい、病気のリスクを伴います。

 

自然塩であれば、カリウムなどの他のミネラルの働きでナトリウムを体外に排出して体内のミネラルバランスを良好に保ってくれますので、高ナトリウム血症になるリスクもほとんどありません。

 

また、自然塩は身体が必要としている時は美味しく感じますが、充分な量を超えると、にがりやマグネシウムなどの苦みを感じ身体が欲さなくなるため、過剰摂取を避けることができます。

 

しかし精製塩の場合はそのストッパーの役割がないので、味の濃いスナック菓子をたくさん食べれてしまうように過剰摂取してしまう恐れがあります。

 

以上のことからもわかるように、塩を減らすべきなのではなく、精製塩を避け自然塩を使いましょうといことです。

 

既製品に使われている食塩のほとんどは精製塩です。

なのでまずは自炊をする習慣を身につけ、次に調味料を身体に良いものに変えていきたいですね。

 

今回は身体づくりよりも健康についてでしたが、結局健康ありきの身体づくりなので、まずは健康な身体に変わっていくところから意識していきましょう！

 

藤中

パーソナルトレーニングジムBUKATSU

兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9　関西ビル4F