ダイエットに有酸素運動は必要? その2
こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。
前回に引き続き、ダイエットにおける有酸素運動について書いていきます。
前回はパターンAとパターンBに分けてカロリー収支を計算するところまで書きました。
おさらいとしてもう一度書いておきます。
まず、有酸素運動あり(30分)、食事管理なし(活動代謝分の摂取)のパターンAから。
パターンA
摂取カロリー2000kcal-活動代謝2000kcal-有酸素運動350kcal=-350kcal
続いて有酸素運動無し、筋トレ(30分)+軽い食事管理のパターンB。
パターンB
摂取カロリー1800kcal-活動代謝2000kcal-筋トレ110kcal=-310kcal
これならパターンAの方が若干早く痩せるし、例えば1年間続ければその差は開いていきそうですが、実はそうじゃないのです。
確かに有酸素運動は消費カロリーが大きいのでカロリーの支出を増やすことができるのですが、身体は環境や代謝に適応していくので、有酸素運動を長期的に続けると消費をセーブしようと基礎代謝が低下してしまいます。
つまり、活動代謝2000kcalを1年間保てなくなる可能性があるのです。
一方で、筋トレは1回の消費はそこまで大きくないのですが、筋肉量が増えていきます。
筋肉量が増える=基礎代謝が向上する
ので、活動代謝2000kcalが1年後にはもう少し高くなる可能性が極めて高いです。
食事のコントロールは-200kcalのままでも、活動代謝が上がるのでトータルの消費はダイエット開始時よりも大きくなります。
童話の「うさぎとかめ」みたいなイメージで考えていただくとわかりやすいですね。
結論、ダイエットに有酸素運動は特に必要ありません!
もちろん、有酸素運動が好きな方はやればいいと思いますが、
ダイエットのために頑張る!
といって無理に有酸素運動を取り入れる必要はないでしょう。
それなら筋トレを頑張って下さい!
筋トレはやり方がわからないという難点がありますが、そのために僕たちがいます!
もちろん食事の指導もさせていただきます!
パターンBで堅実なダイエットをしたい方は是非ともBUKATSUへお越しください!
皆様のご予約お待ちしております!
パーソナルトレーニングジムBUKATSU
藤中