甘い物の摂り過ぎに注意!

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

 

徐々に梅雨が近づいてきている雰囲気が漂ってますね。

ジメジメしているのでジム内でも空調をドライでつけています。

もちろん窓は開けての営業ですが、この湿気にいつまで耐えれるのか、、、

コロナ感染よりも熱中症の方がリスクが高くなってくると思いますのでトレーニング中はこまめな水分補給をお願いします!

 

さて、皆様は甘い物はお好きですか?

僕は個人的にはほとんど食べません。

身体のことを考えてというよりも、酒飲みになると自然と甘いものが欲しくなくなるんですよ。

辛い物や苦い物をより好むようになりましたね。

 

僕の事はさておき、甘いものは本当にダイエットの天敵なのか??

 

結論から言いますと、、、

 

残念ながら天敵です(笑)

 

甘い物好きな人ならわかると思いますが、甘いものは別腹というぐらいで、いくらでも食べれるような気がしますよね?

実際甘い物は脳に幸せだという感覚を与えるのでたくさん食べてしまいます。

 

では何故たくさん食べれてしまうのか?

 

糖には

果糖

ブドウ糖

というものがあります。

 

ブドウ糖とはお米やパンなど、身体のエネルギーになる炭水化物ですね。

これが不足してしまうと、筋肉を分解してエネルギーを使うことになり結果的に筋肉が落ちてしまうので、炭水化物抜きダイエットでお米を食べないとかは辞めて、必要な分はしっかり摂取しましょう!

 

果糖はくだものなどに含まれる糖です。

簡単に言えば甘い物です(めっちゃざっくりですが)

果糖は摂取しても血糖値が上がらないため、満腹になりにくいです。

結果として多く摂取してしまうことになり、カロリー過多になってしまいがちです。

さらに、中性脂肪に変わる成分を大量に生成するので中性脂肪も増えやすいです。

 

ボディメイクしている人で、増量期だからといって甘い物でもなんでもかんでも食べまくって体重増やして身体が大きくなったような気がしてしまう場合がありますが、それは筋肉量ではなく中性脂肪が増えて増量していることになるので減量したときに筋肉全然残ってないやんってなる可能性があるので果糖の過剰摂取には注意してくださいね。

 

ダイエットにおいて天敵であるだけでなく、果糖の摂り過ぎは老化や病気を引き起こしやすい物質を生成したり、腸内環境を悪化させたりするので気を付けないといけません。

 

ただすべてが悪なわけではなくて、やはり美味しい=ストレス解消という視点から見れば精神的にはいいかもしれませんし、長距離ランナーや高強度スポーツを行う選手たちにとっては素早いエネルギー補給という観点で重要でもあります。

スポーツドリンクとかはまさにそうですね。

 

ただ、1時間程度のウェイトトレーニングにおいては、わざわざ果糖を摂取して急速なエネルギー補給をする必要はないと思います。

トレーニングまでに筋グリコーゲン(ガソリンとします)を体内にしっかり満たしておけば、1時間程度のウェイトトレーニングでそれが枯渇して筋肉が落ちていく可能性は低いと思います。

ガソリン補給はトレーニングまでに米などの炭水化物(ブドウ糖)をしっかり摂取しておいてください。過剰摂取には注意。

 

マラソンランナーなどは長時間の運動になるため途中でガソリンが切れてしまうため追加のガソリン(果糖)を摂取する必要があるかもしれませんが、ウェイトトレーニングの場合、毎日トレーニングするとしても次のトレーニングまで少なくとも24時間以上は時間があると思います。

それだけ時間があれば通常の食事で充分ガソリンを満タンにすることができるので、身体に悪影響を及ぼす可能性のある果糖をわざわざ摂取する必要はありません。

 

ですが、やはり甘い物を食べたいという欲を抑えられない場合はあると思いますので、過剰摂取に気を付けて上手に付き合ってましょう!

 

おススメの摂取タイミングは

減量中、ダイエット中でエネルギーが不足している時

です!

意外かもしれませんが、体内のエネルギーが不足している時はブドウ糖を摂取した時と身体の反応があまり変わらないようです。

 

だからといって米の代わりにお菓子ばっかり食べていたらエネルギーとしてやはり弱いですし腸内環境も悪化して結局身体によくないので、どうしてもの時だけ摂るようにしましょう!

 

栄養についてはいろんな間違った見解が蔓延しているので、なんでも鵜呑みにせずに一度調べたり僕たちに聞いたりしてくださいね!

 

藤中

パーソナルトレーニングジムBUKATSU

兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F