肩こりの原因となる筋肉とエクササイズ、ストレッチ⑤
こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。
肩こりの原因となる筋肉とエクササイズ、ストレッチ、今回が最終章となります。
今回解説していく筋肉は
小胸筋
です。
小胸筋は大胸筋の深部にある小さな筋肉なのですが、この筋肉、上半身の姿勢においてとても厄介な働きをすることが多い筋肉として有名です。
実際にBUKATSUに通われているお客様にも多く見られるのが、小胸筋の凝り固まりによる猫背や巻き肩です。
猫背や巻き肩は肩こりにも引けず劣らずの厄介な問題なのでまたいつかブログでも書こうと思いますが、ようは小胸筋が凝り固まることにより肩が前方に引っ張られ、背中も丸くなり、結果的に頭が前に出るような姿勢になってしまい背面の筋肉の過緊張を起こすことで肩こりに繋がってしまいます。
小胸筋が硬いから直接的に肩こりになるわけではなく、そこから先の症状を小胸筋の硬さが生んでしまっているというかたちですね。
この筋肉もエクササイズというよりはストレッチをしてあげてしっかり緩める、ほぐすといったことを重視した方がよいですね。
まずは、自分の指を使ってほぐしていきましょう。
1.鎖骨の端っこらへんから指3本ぐらい下、腕の付け根というか脇のあたりに人差し指と中指を当てて指の腹で回すようにしながら押していきましょう。
これは何秒何セットというよりは日ごろから暇があれば押してやればいいと思います。
次はストレッチです。
1.壁や柱に前腕を垂直にして手の平側から当てる。反対側の足を前に出す。
2.前足に体重をかけるようにしながら出てる足の方へ身体を捻る。(野球のピッチングフォームのような形)
これを20秒1~2セットほど行いましょう。
小胸筋が凝り固まっている人は非常に多く、特にデスクワークなどの手が前にくる仕事をされてる方はこのストレッチやほぐしはやっておいて損はないでしょう。
以上が肩こりの原因となる筋肉とエクササイズ、ストレッチについての解説でした。
その他の要因もありますが、まずは筋肉という観点からだけでも実践してみてください。
皆様の肩こりが少しでも改善されることを祈ってます!
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藤中
パーソナルトレーニングジムBUKATSU
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