「待つ」ことの重要性

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

先日、おもしろいYouTubeの動画を見ました。

タイトルは

【何故、貧困国は暑い地域に多いのか】

といったもので、地政学的な観点からその問題をひも解いていてなるほどなーと感じました。

ここで詳しく書く事ではないのでかなりサラっと説明すると、要は原因は農業にあるといった話で、温帯と熱帯では農業のやり方や育つ作物も変わってきますよね。

温帯には四季があるので寒い冬の時期はあまり作物が収穫できません。

ということは作物を収穫できる期間にたくさん収穫して、収穫できない時期の為に備蓄しておく必要があります。

そしてそういった地域では水分量が少なく腐りにくい穀物が育つので備蓄に最適です。

一方で、熱帯は年中暖かいので植物にとって環境はいいです。
よく育つ作物として芋類やバナナなどの水分を多く含む作物が多く、これらは年中収穫できる一方で、備蓄には向かないので出来たらすぐに収穫ということになります。

このふたつの気候帯での考え方の違いとして

未来を見据えた行動をするかどうか

が挙げられます。

アリとキリギリスのお話がわかりやすいですね。

今すぐ目先の利益に飛びつくのではなく、長期的な観点からどちらが有益かを考えて行動することが、現代の資本主義にとっては有利なので、結果的に貧困国が熱帯に多いというだけであってどちらが正しいという話ではないです。

この動画を見た時に、ダイエットも考え方は全く同じだなと感じました。

ダイエットをする人は、最終的に痩せたいと考えています。

今お腹が空いたから食べたいものを食べる、この行動は未来の自分にとって不利益です。

逆に、今お腹はすいているけど我慢して無駄なものは食べない、これは未来の自分のための行動になります。

もちろん短期的な目線で見た方がいい事象もたくさんありますが、ダイエットにおいては長期的な目線でみるべきものなので、資本主義の構造と似ていますよね。

昔から忍耐が美徳とされてきたのもそういうことだと思います。

「待つ」という行為が人々に有利に働く場面は多々あります。

ダイエットでも欲望の赴くままに行動するのではなく、一度「待つ」ことで考えを修正して最終的に自分のなりたい身体に近づいていきましょう!

ブログ画像
藤中
パーソナルトレーニングジムBUKATSU

兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F