脱水症状には気をつけましょう
こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。
気温はまだそこまで高くないものの、湿度が高いので体力持っていかれますよね。
汗もじんわりかく季節ですので水分補給をこまめに行わないと、脱水症状に陥る可能性もあります。
水分補給のために普通の水をガブガブ飲めばいいと思っている方も多いかもしれませんがそれは注意が必要です。
僕は過去に1日8リットルぐらい水を飲んでいる時期がありました。
その時期は3ヶ月のダイエットの終盤だったのですが、最終的に格闘技の練習中に脱水症状で全身痙攣したことがきっかけでダイエットは終了しました。
8リットルも水を飲んでいるのに何故脱水症状?と思いますよね。
実は8リットル飲んでいたから脱水症状になったのです。
水をたくさん飲むと体内に水分が溜まりますが、水が多すぎると身体は水を体外に排出しようとします。
主に尿や汗で排出するのですが、その際にナトリウムも一緒に排出されます。
ナトリウムは簡単に言えば塩ですが、このナトリウムが体内に多い状態を高ナトリウム血症、逆に少ない場合を低ナトリウム血症というのですが、僕は水の飲み過ぎで低ナトリウム血症になっていたのです。
ナトリウムは水分を体内に貯める働きをしますが、尿や汗で排出されると身体が水分を貯めこみにくくなってしまいます。
それに加えてダイエット中の食事なので塩分は控えめ、水分を大量に摂取していると体内のナトリウムはどんどん排出されるので、トイレの回数も尋常じゃないぐらい増えます。
結果的に水を飲み過ぎたせいでかえって水を貯めこめない状態になってしまい、脱水症状を引き起こしてしまったというわけです。
ではどう対処すればよかったのか。
それは
塩分を摂る
ことです。
熱中症対策で塩タブレットなどを食べるのはまさにそういうことで、塩分をしっかり摂取して体内に水を貯めこめる状態にしておくことで脱水症状は防ぐことができます。
ですが、僕のように8リットルも水を飲んでいると、それに見合った量の塩分を摂るということは物理的にかなり難しいです。
水をたくさん飲むということは決して悪いことではなくメリットがたくさんあるのですが、何事もやりすぎはよくないということです。
適量の水と塩分をこまめに摂取して脱水症状を防ぎましょう!
藤中
パーソナルトレーニングジムBUKATSU
兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F