糖質制限は必要?

こんにちは、パーソナルトレーナーの藤中です。

 

今回はダイエットにおける糖質との付き合い方について書いていきますね。

 

ダイエットでは必ず耳にする糖質。

糖質とは一体何なのでしょうか。

 

糖質とは炭水化物から食物繊維を除いた栄養素のことです。

その中でも細分化されているのですが、今回はその中からブドウ糖と果糖について説明していきます。

 

まず、人間がお腹がいっぱいだと感じる仕組みからですが、ご飯を食べて血糖値(血中のブドウ糖の濃度)が上がるとインスリンという物質が分泌され、満腹中枢を刺激します。

満腹中枢が刺激されると、脳は身体にこれ以上エネルギーは必要ないと指令を出しお腹いっぱいに感じるようになります。

 

ブドウ糖はお米や麺類などに多く含まれていて、体内でグリコーゲンとして貯蔵され、身体や脳を動かすためのエネルギーになります。

このグリコーゲンが枯渇してしまうとエネルギー源が無くなり、筋肉を分解してエネルギーを発揮、つまり筋肉が落ちてしまいます。

 

ダイエットにおいて筋肉が落ちるということは極力避けたいことです。

つまり、ブドウ糖はダイエットでは必要不可欠だと僕は考えます。

 

ですがここで間違ってはいけないことがあります。

それはブドウ糖と果糖は別物だということです。

果糖は主に甘いものに含まれます。果糖ブドウ糖液糖としてジュースなどに使われることもよくあります。

 

果糖は摂取してもインスリンを分泌しません。

ということは満腹中枢を刺激しないのでカロリー過多になる恐れがあります。

 

果糖もエネルギーにはなりますが、中性脂肪に変わりやすいので、ダイエットにおいてわざわざ率先して摂る必要はないでしょう。

 

マラソンやサッカー、ラグビーなど長時間の運動をする場合は、どうしても1食で摂取するブドウ糖からのエネルギーだけでは足りないことが多いので、そういった場合は果糖を含むドリンクなどでエネルギー補給するのは有りだと思いますが、1時間程度のトレーニングであれば、普通の食事で貯めたエネルギーで充分なので、やはりダイエット中は甘いものは控えた方が良いですね。

 

結局のところ、甘いものを食べると太りやすい、でもエネルギーを貯めこむためにご飯はちゃんと食べましょうということです!

 

過度な糖質制限は筋肉減少を招きかねないのでくれぐれもお気をつけください!

 

藤中

パーソナルトレーニングジムBUKATSU

兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-7-9 関西ビル4F